転職体験記
初めて就職した会社は販売業務で社員だったが女性が多い職場だった。
まだ若かった為先輩からは可愛がられたという記憶しか無かったが、今思うと厭味もあった。ただ私自身が気が付いて無いだけだったのかもしれない。
この会社は毎年黒字報告なのにもかかわらず何故かボーナスが出ない。残業代にも厳しく申請も出来ない。タイムカードは打刻しないようにと言われて不信感ばかりが勤続年数と共に増えた。
就職したばかりの時は氷河期だったが転職を考えた時は少しずつ上昇してた為『手に職』とばかり違う業種に役立つ資格を取り、未経験だからと派遣社員として転職した。
派遣社員として働き出した会社は建築業界で大手メーカーといわれる会社で、当時の上司からは社員への話も頂いた。給料も良かったので凄く魅力的だった。
それでも前職での会社への不信感がどうしても1歩を踏み出せない気持ちにさせた。
水面下にあった女性社員との人間関係が良くなかった事、良く言えばアットホームで悪く言えば馴れ馴れしく失礼な人間関係、この状態が一生続くのかと思うと気持ちに踏ん切りがつかず同じ業界内で転職を決意。
気がつくと派遣で同じ業界内で5回は転職している。それでも給料は以前の社員の頃よりも年収50万円はアップしてる。
今振り返るとどの会社も同じ同性の人間関係で躓いてしまっていた。どんなに違う人が働いていようとも結局は人間関係が何かしら出てきてわだかまりも出来る。長く居る事でお互いになあなあになってしまう事もあるのかもしれない。
色々な会社に派遣として行かせて頂いて、良い経験にもなり人との距離の取り方も覚えた。
1か所に居たらこの成長は無かったと思うと転職も悪くないと思う。
派遣社員と言う事で30代でも給料は横ばいで安定とも程遠いが【視野が広まった】事や登録していた派遣会社が1社のみだったため【会社からの信頼】もある。
色々な人に会った事で自分では思いつかない事を聞く機会が何度もあり【人の考えを聞く】柔軟さも出た。
初めて入社した会社に満足で何か挑戦したい事が無いとか会社内で出来るなら万々歳。無理に転職する必要性は感じない。
一生一か所に居る事に否定はしないが自分に可能性を見出す事で転職を考える事も否定はしない。転職は自分への挑戦にもなるし、視野を広げるきっかけにもなる。
ただただ仕事が嫌だからでは何の身にもならないと思う。
必ずしも自分のやりたい仕事が年収アップになるとは限らない。違う業種に行っても今と同じ状況に陥る可能性もある。
転職に何を求めるのかが大事だと感じる。
転職体験記一覧に戻る




